DoSS
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構 成
このシステムは,DoDStat@d(データベース),DoAStat@d(解析 システム)およびDoLStat@d(学習システム)の3つの サブシステムから成り立ちます。
DoDStat@d(データ指向統計データベース)は,実際のデータセットのデータベースです。各データは,csvフォーマットのデータセット,属性情報 (ケース名,変数名および変数の型など)および解析ストーリーを含んでいます。また,このシステムは,検索インタフェースをもち,ユーザは,解析手法やキーワードといった検索キーを使用して,興味のある,あるいは目的に応じたデータセットを選択することができます。
DoAStat@d(データ指向統計解析システム)は,サーバ側の統計エンジン (RあるいはXploRe Quantlet Server)を利用した統計解析環境を提供します。ユーザは,DoDStat@dに格納されたすべてのデータを解析できます。また,ユーザ保有のデータも解析できます。
DoLStat@d(データ指向統計学習システム)は,解析事例(解析ストーリー)に基づいて,統計を学習できるようにしたWebベースのシステムです。
構成図
DoSS@d の利用場面
本システムは,次のような利用を想定して作成されています。
統計教育にかかわる人が,自分の授業等の教材準備のために,本システムのデータベースDoDStat@d から,適したデータをさがす。
統計教育にかかわる人が,自分の授業の中で,DoLStat@d のコースを使ったり,オンライン解析システムDoAStat@d を学生・生徒に利用させたり,課題として,DoDStat@d のデータを解析させたりする。
統計を学習している学生・生徒が,統計的な問題の自習をするために,自習教材としてDoDStat@d のデータや解析ストーリーを利用したり,DoLStat@d のコースを学習したり,あるいはオンライン解析システムDoAStat@d を利用する。
統計解析を行う人が,解析手法などの評価用データとして,DoDStat@d のデータを利用する。